しばふさんの質問

2014年12月31日
依存効果とアナウンスメント効果の違いを教えて下さい
先生

先生の回答

2014年12月31日
たしかに、ちょっと似ていますね。どちらも、他人の言葉に踊らされて結果が変わる、という感じです。

依存効果は 「経済学の巨人」と言われた経済学者ガルブレイスが『豊かな社会』のなかで用いた言葉で、物質的に充足した社会では人は「他人の欲しがるものを欲しがる」ようになる、という点に注目した言葉です。他人の欲望に依存している、ということですね。

アナウンスメント効果は簡単にいえば「報道や予測の公開によって結果が左右されること」を表しています。選挙運動の報道で「○○党の圧勝と予想される」と報道されると、投票に行く人に影響を与えて「さほど圧勝しなかったり」するのがそれです。
「他人の意見に同調して」多数派がより多数になる場合もありますし(バンドワゴン効果)、「劣勢な方に同情して」少数派に票が流れることもあります(アンダードッグ効果)。結果はどうあれ「アナウンスによって結果が変わる」のがアナウンスメント効果です。

「他人の欲しているものを欲しがる」のが依存効果、それに限らず「アナウンスによって行動を変える」のがアナウンスメント効果です。



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