ぽんたさんの質問

2014年10月31日
地方国立医志望の浪人生です。黄チャを何周か終え、頻出範囲から順にI対I対応の数学をやっています。黄チャは問題数が膨大で、復習を神経質にやりすぎるせいでなかなか進みません。I対Iでの学習を進める上でそれほど困りませんが、それならI対Iを進める中で受験に必要な範囲は網羅できませんか?
先生

先生の回答

2014年10月31日
入試で出題される問題は全て、教科書で学べる範囲から出題されます。そういう意味では、教科書の理解さえしていれば必要な範囲は網羅しているとも言えます。
では教科書の勉強だけでいいかというと、そういうわけではありません。問題集での演習は、解法パターン・知識の使い方を覚える上で重要です。例えば「はさみうちの定理」をただ知っているだけでは問題を解くのに使えませんが、演習によって「どんな問題にはさみうちが使えるか」という勘が鍛えられていれば、初見の問題に対しても「この問題ははさみうちが使えるかも」と頭を働かせることができるようになる、といった感じです。

ただ、いくら問題をやっても「網羅した」と言える状態になるわけではありません。
東大・京大の問題に比べると、医学部の問題は「問題集や過去問にないような問題」はそれほど出題されない傾向にありますが、そうは言っても「解いたことのある問題だけが出る」わけではありません。

網羅性も大事ですが、それより優先されるのは「対応力」です。ある程度その分野の問題を解き、知識の使い方を知っていれば、解いたことのない問題でも解法への道筋を立てることができるようになり、初見で正答できるようになります。

今までの黄チャート繰り返し演習によって解法パターンはひと通り揃っているはずですので、今後は一問一問勝負のつもりで解いていきましょう。
挑戦してみて解けなかったら解説をしっかり読みます。そして、解法を知らなかったか忘れていた(勉強不足な部分があった)のか、その場での対応力がなかったのかを考えてみましょう。そして、どう考えれば解けたのかを考察します。

少し見方を変えれば解けた、という問題は必ず存在します。そういう問題を正答できるようにするには、問題を見た時に「知らない問題だから解けない」と諦めるのではなく、なんとか自分の今の実力で解けないか試行錯誤してみましょう。一問一問の試行錯誤が、あなたを本番に強くします。

長々と書いてしまいましたが、結論としては、一対一対応や入試過去問の勉強を主軸にして、問題数の多い黄チャートの復習は特に復習したい部分だけ折にふれて解きなおすようにするとよいと思います。
数学(勉強計画)の質問
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