数学IA 【数と式】対策過去問題集
数と式問題の特徴と対策
旧課程における「方程式と不等式」「集合と論理」を合わせたものである。方程式と不等式では、教科書にあるような普通の計算問題の他に、対称式の計算、小数部分、絶対値を含む方程式、因数分解を用いた整数問題など、ある程度かたまった知識として持っておいたほうがよい分野も出題されるので、参考書等で一歩踏み込んだ対策をするのが望ましい。論理と集合では、必要十分条件の捉え方、逆裏対偶の関係、有理数無理数といった数概念を、まずはしっかり理解しておくことが大切である。
その上で、ベン図や領域での考察や、反例を見つけるコツなどを個別の問題で磨いていけばよいだろう。