発達心理学者のジェームズ・マーシア「自我同一性」

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発達心理学者のジェームズ・マーシアは,自我同一性の獲得の状態を,自分の可能性を模索し,迷い,苦闘する経験(「探索」)と,実際に何かに積極的に関わり取り組んでいるか(「関与」)という二つの観点から説明し,ア~エの四つに分けている。
それを踏まえると,次のA~Dの進路・職業選択に関わる青年期の状況は,ア~エの四つの状態のどれにあてはまるか。その組合せとして最も適当なものを,以下のうちから一つ選べ。
A 小さい頃(ころ)から家業を継ぐことを期待され,他の選択肢を考えて悩むことなく,親の仕事の手伝いをしている。
B 就職するか大学院に進むか悩んでいるが決めることができず,大学を卒業せずに留年することにした。
C 将来の目標について考えたうえで法律に関わる仕事をしたいと思い,司法試験のための勉強をしている。
D まだ将来について真剣に考えたことがなく,とりあえず目標もなくアルバイトで時間をつぶしている。
ア 同一性拡散:「探索」の経験がないか,以前経験したが今は「探索」しておらず,何にも「関与」していない状態
イ 早期完了:「探索」の経験がないが,何かに「関与」している状態
ウ モラトリアム:積極的に「探索」している最中だが,何にも「関与」していない状態
エ 同一性達成:積極的に「探索」した結果,何かに「関与」している状態

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