地殻の隆起量

 ALL モード 
マントルよりも密度の小さい地殻は,水に浮かぶ木片のようにマントルの上に浮かんでいる。地殻とマントルの境界であるモホロビチッチ不連続面の深さは,標高が高い山脈の下では深くなっている。このつり合いをアイソスタシーという。【スカンジナビア半島では氷期の厚い氷(氷床)がとけ,とけた氷の重さだけ軽くなったために,アイソスタシーが成り立つように,地殻が隆起を続けている。】
前の文章中の【】内部に関連して,ある大陸の氷床がとけた場合の地殻の隆起量を推定してみよう。次の図に示すように,この大陸の地殻の厚さを40km,氷期における氷床の厚さを3.3kmとする。
間氷期に大陸の氷床がすべてとけて地殻が隆起し,再びアイソスタシーが成り立ったとする。アイソスタシーが成り立っている場合,破線の深さでの圧力が等しいので,底面積が等しい太枠で囲まれた二つの柱XとYの質量は等しい。このときの地殻の隆起量Hは何kmとなるか。最も適当な数値を,下から一つ選べ。ただし,マントルの密度を3.3,地殻の密度を2.7,氷床の密度を0.93とする。

地球の活動の問題次の問題
ツイート