模試で重要なのは「本番感」と「模試後の復習」!

    今回は、大手予備校などで行われる模試を受ける際の注意点をお話しします。

    1学期の間は模擬試験というと「試験の時間に慣れる」という要素が強く、どうしても学習範囲が追いついていなかったり、問題を解く力も足りない状態なので、学力チェックとしての機能はあまり果たされないのが実際のところです。しかし、2学期ともなれば話は変わります。夏までに勉強してきた内容や今勉強している内容をどれくらい「使える状態にしているか」を確認することが目標となっていきます。

    模試は本番のシミュレーション

    そして、2学期以降の模試には、学力チェックの他にもう一つ重要な目的があります。
    それは、「試験当日のシミュレーション」です。

    大問のどこから解き始めて、何分くらいかけて解くのかというシミュレーションをしておいて、そのとおり解いていく。つまり、試験当日を想定した気持ちで模試を受けるべきだということです。

    たとえばセンター模試の現代文(国語?)なら、「古文から先に解き始める」、「論説文はどんなに時間をかけても25分で次の大問に進む」といった、「時間内に最大点数を取るための動き」を事前に考えておくことが大切です。勉強が足りていても、こういった戦略をおろそかにしていると大量失点してしまう危険があるのです。

    また、試験である以上、性質として「わざと解けなくしているいじわるな問題」は存在します。そういう問題に出会った時に後回しにして次へ進むといったことも模試で練習しておくとよいでしょう。「1分迷ったらとりあえず飛ばす」などですね。

    「本番、問題文を前にして決めるから大丈夫」と考えている人もいると思いますが、それは危険です。当日は皆さん自身が考えている以上に緊張します。また、緊張していると思っていなくても、なぜか通常ではありえないミスをしたりと、思わぬことが起こりがちです。そうするとどうしてもうまく自分の力を発揮することが難しくなります。

    そういう時に備えるために「自分の動き」を決めておく必要があるのですね。「こういう場合はこうする」と自動的に決めておき「ルーティーン化」しておくことで、精神状態に左右されずに安定したパフォーマンスを出すことができるのです。

    ぜひ、模試を受ける時は事前に戦略を立てて臨んで下さい。

    模試を受けた後の復習が大事

    もうひとつ重要なことは、受験後の『復習』です。
    まずは、動き方に問題はなかったかという全体的な視点での復習。そして、それぞれの問題について学力的に何が足りないのかをしっかり分析すること。できたら模試を受験した日から3日以内には復習を完了させることが理想です。スケジュールには模擬試験の後はその復習の時間をとるようにしてくださいね。

    貴重な自習時間である休祝日を返上して模試を受けるのですから、それに見合った収穫を得ていきましょう。

    「受けっぱなし」はダメ!絶対!

    『合格への道』一覧