欠かせないのは勉強量

    12月ともなれば、本格的にセンター対策を行っている人が多いと思います。
    過去問にも積極的に挑戦し、自分に足りない部分を発見したらとことん潰していきましょう。

    さて。この時期、皆さんがいちばん気をつけていることは次のうちどれでしょうか。

    [1] 効率的な勉強を心がけている
    [2] 長時間勉強することを心がけている
    [3] 集中力を保つことを心がけている

    ……どれかひとつ選びましたか?
    どれも重要なことなのですが、あえて、この中で一番合格に直結しやすい考え方はどれかを選ぶとすると、それは[2]の「長時間勉強すること」。
    というのは、「効率的な勉強」や「集中力を保った勉強」は、目指そうとしても難しい場合が多いからです。
    近くにつきっきりの先生やアドバイザーがいてくれるならば可能性はあるかもしれませんが、自力で勉強する以上、無駄や遠回りは確実に出てきます。効率を追求しても、必ずしも成功するとは限りません。
    また、集中力は、もともと人間は5時間も10時間も集中力は続かないので、どこかで切れてしまうものです。
    集中力を保とうとがんばっても、気が散るのは避けられないこと。これも、なかなかベストを尽くすのは難しいと言えます。

    では、長時間勉強はどうでしょうか。
    これは、勉強以外のことをしなければよいのですから、誰でも頑張ることが可能です。
    さらに、頑張った分だけ確実に学習効果が得られるので、やりがいがあります。

    効率が悪かろうと、集中力が切れていようと、とにかく勉強を続けてみる。
    長文を読んだり難問を解いたりする気力がない時間帯も、基礎的な暗記などの勉強を続けてみる。

    スパルタなようですが、「1分でも長く勉強する」という目標が、あなたにとって最大の学習効果が得られる目標です。
    それはすなわち、「一番合格に近い考え方」とも言えるのです。

    勉強を継続することで集中力も効率も上がる

    「そんなこといっても、だらだら長くやっていて効果の薄い勉強もあるんじゃない?」
    と思う人もいるかもしれません。それもその通り。
    「効率」や「集中力」が丸っきりゼロであれば効果も限りなく薄いですが、「効率」「集中力」をつけるためにはまず「時間」を確保しないといけないのです。
    「効率」は、あれこれと勉強しつつ試行錯誤することで初めて身につくもの(勉強せずにあれこれ想像するだけでは身につきません)。
    「集中力」も、勉強時間を長くしていくことでだんだん成長してゆく能力です。

    つまり、これら全ての要素は大事なのですが、長時間勉強することによって全ての能力がアップしてゆくのです。
    ですから、勉強が思うように進んでいないなと思っている受験生がまず目指すべきなのは「長時間勉強」なのです。
    「効率」や「集中力」は、あとからついていきます。

    センターは知識の深さや頭の良さの勝負ではなく、いかに多くの問題に触れて解けるようになったかの勝負です。
    ですので、いちばんのセンター試験対策は「長時間勉強」なのです。
    本気で合格したいなら、全力を出し切るつもりなら、目指すべきは「1分でも長く勉強すること」!
    シンプルで、今日からできる目標です。
    ぜひ、実践してください。

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