今まで頑張ってきた人は、ここから伸びる

    センター試験本番まであと80日、となったとき。
    「80日しかない」と思う人、「80日もある」と思う人、いると思いますが、どちらにしろこの80日間の過ごし方で合否が左右されることは間違いありません。
    裏を返せば、逆転するには十分な時間ともいえるのです。

    ところで、端的に考えて80日で点数はどのくらい上がるのでしょうか?
    よく予備校や参考書の謳い文句で「◯◯日で◯◯点も上がった!」というようなものがありますし、短期間でグンと点数が伸びる受験生は多数存在します。
    しかしだからといって、誰もがグンと伸びるわけではありません。

    これからグンと伸びる可能性があるのは、どんな受験生なのでしょうか。
    それは
    「頑張ってもなかなか点数の上がらなかった受験生諸君」
    です。

    勉強は続けているのに、全然点数が伸びなくてスランプを感じている受験生は、これからの勉強方針次第で急に化ける可能性を秘めています。

    ボトルネック解消が逆転のカギ

    英語を例に考えてみましょう。
    単語・熟語や長文読解、リスニングを毎日続けてきたのに点数に結びつかない……という人には、必ず点数が伸びるのを邪魔している原因があります。

    原因としていちばんに考えられるのは、語彙量。
    長文中に出てくる単語のうち98%がわかっていれば、その文章は問題なく読めるが、90%程度であれば読むのに相当苦労するという有名な話があります。これは、「いくら文法知識を正しく持っていても」そうなってしまうのです。
    知らない単語は文脈から意味を推測することもできますが、それはじっくり考える時間があればこそです。試験の制限時間の中で大量に不明語を推測するのは不可能に近いでしょう。

    今まで一生懸命勉強してきたけど英語の点数が上がらない……という人は、文法知識は完璧でも、単語量がある一定の水準にまだ達していないために点数が伸びないのかもしれません。
    そういう人は、残りの日数で語彙量をある水準に持っていくだけで、点数を劇的に伸ばすことが可能なのです。

    このように、点数上昇の邪魔をしている「ボトルネック」を抱えている人は、そのボトルネックを解消することによって点数をグンと伸ばすことができます。
    数学だったら、計算の精度がボトルネックになっている人も多いでしょう。現代文であれば解くスピードや語彙、古文であれば敬語に関する知識など……どれも、80日で対策を立てられるものばかりです。

    自分のボトルネックを知ることができれば、スランプの出口はすぐそこです!

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